経済産業大臣賞 訪問着『裂取ボカシ琳派四季草花』

細かい染ボカシにより裂取を５色で染分けし、奥行と柔らかさを表現しています。色彩も寒色系を中心に重厚な琳派草花をすっきりとした感覚にまとめました。

通商産業大臣賞 訪問着『波流』

波の動きを中太の線に、波のうねりを染ぼかしで表現してそれぞれの重なりの面白さと共に、配色を白ネズでまとめることにより上品さとしゃれ感を出しました。

経済産業大臣賞　訪問着『波頭に四季草花』

白地に片身ボカシ。金彩と刺繍で、爽やかな中にも豪華さを持たせました。

経済産業大臣賞 訪問着『滝桜』

白を基調に、無線描き彩色とぬれ描きの技法を使い単彩であっても奥行と重厚さ、豪華さを出すように心がけて制作しました。

経済産業大臣賞 訪問着『流水ボカシ琳派草花』

染暈し技法による力強い流水の流れに四季折々の草花が移り変わるが如く。糸目友禅、金彩加工、手刺繍で表現しました。

経済産業大臣賞 訪問着『流水に四季草花図』

白地にモダンな水色で流れる水を描き、四季の草花をその流れに沿うように施しました。琳派文様をより現代的な配色で仕上げました。

京都府知事賞 訪問着『総模様小袖江戸解』

江戸小袖の典型的な文様で大変人気があります。濃藍紫色ですっきりと染め上げた逸品です。

近畿経済産業局長賞 訪問着『サマルカンド（ウズベキスタン）』

シルクロードの要衝として栄えた【青の都】（ユネスコ世界文化遺産）をテーマに文字通りのブルーを基調に制作しました。

【令和 梅の花】企画展大賞 訪問着『梅』

白地に墨濃淡の素描きで仕上げました。アクセントに少し朱色を使っています。

京都市長賞 訪問着『雲取に松竹梅』

吉祥文様である松竹梅に七宝で重厚さを、そして雲を突っ切る竹の伸びやかさで吉祥の広がりを感じて頂けるよう染め上げました。

訪問着『波に松竹梅』

吉祥文様の代表的な図柄を上品でしゃれた感覚のモノトーンで仕上げました。松は染暈しの技法を施すことで柔らかさを表現し、奥行きを持たせました。

訪問着『秋草群図』

多種の秋草の中でも、少し控えめに花をつける優しさをもつ草花を選び、柄作りをしました。色使いも寒色系を中心にトーンをまとめる事で、すっきりした感覚に仕上げています。

色留袖『霞暈しに華紋』

全体にたなびく霞の中に、見え隠れする華紋を藍濃淡のシックな色合いでまとめました。色留袖の品と格を金彩と刺繍をしっかりと入れる事で、晴れの席にふさわしい一枚に仕上げました。

附下着尺『流水に琳派草花』

胸から落ちる流水と沿うように、琳派に描かれる草花を白を主体にまとめた清楚な雰囲気の附下です。

染帯『高野槙』

神坂雪佳の画風を参考に、霞取をバックに、すっきりとしたモノトーン調子に仕上げたローケツ染めの染帯です。ポイントは金と刺繍を施すことにより、しゃれた感覚の中にも、少しだけ重みをもたせるように仕上げました。